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日本補綴構造設計士協会(PSD)創立20周年記念学術大会 参加レポート

日本補綴構造設計士協会(PSD)創立20周年記念学術大会 参加レポート

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2015年9月10日

レポーター:技工部第五課 森山

超高齢化社会を迎え、ますますデンチャーを使用する人が増えてきており、今後の自分の仕事の参考にするべく、当学術大会に参加致しました。

これからは、一人の患者さんを見る為に、歯科医師、衛生士、技工士の三者がお互いの垣根をとっぱらい、意見交換が出来る様な関係が望ましいとのことでした。技工士はまず医師に選ばれる事を目標とし、緊張感を持って仕事に取り組み、ほめられるより選ばれる事の方が重要ということでした。それには自分の仕事がいかに魅力的に相手に伝えるかが重要だということです。

講演の中では、実際に完成したデンチャーを装着した患者さんがその場で医師の作ったお弁当を食べる、といった映像が流されました。患者さんは嬉しそうに食事をとり、最後には違和感なくスムーズに発音で「ありがとう」と笑顔を浮かべていました。これらの映像を見て、私たちの仕事は、患者さんの笑顔を取り戻し生き甲斐を支える仕事だと、改めて実感致しました。

これからの時代、ますますデンチャーの患者様が増えてくる中で、デンチャー、クラウン、ブリッジなどを同時に製作する患者様も増えてくるでしょう。そうなりますと、義歯担当、クラウン、ブリッジ担当がお互いに情報を共有して、勉強していく必要があると思います。

少しでも患者さんの助けになるよう今回学んだことを十分に活かして行ければと思います。