足利セラミックラボラトリー

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9月9日(水曜日)太田新田歯科医師会館にて、IOS（Intra Oral Scan）の講習会にお招きいただき、講演とハンズオンをさせて頂きました。

現在、COVID-19【新型コロナウィルス】の影響もあり少人数での開催となりました。講演内容はTRIOS3（３Shape）を用いて製作する補綴の内容が中心で、IOSの特性を説明させて頂きました。IOSの製作になると、模型レスで納品する事が多くなり最初は不安などもあります。PC上でバイト・コンタクト・セメントスペース等を完結する為、初回から5回前後は歯科医師とのすり合わせが必要となります。基本的には無垢の材料を削る為、どうしても多く受注されるのがフルジルコニアとなりますが、最初から堅い素材で調整が多いと、その後の補綴製作に抵抗が出てしまうと思います。最初は、削りやすい素材でコンタクト・バイトのすり合わせをして、調整が少なくなってきたタイミングでジルコニアへ移行すると良いと思います。ハンズオンではスキャニング手順から説明させていただき、実際に口腔内の撮影を試していただきました。今回はお忙しい中ご参加いただいた先生方、ハンズオンにご協力いただいた先生方へ感謝申し上げます。ありがとうございました。

営業課　遠藤隆雄